家族がいつも近くに感じられる薪火と木に温もる平屋
365日、生き物と向き合いながらも、家族との時間を大切にしたい。芽室町で代々続く家業の後継者になるOさんご夫妻は、その願いを叶えるため職住近接の家づくりに取り組みました。「友人が建てた木の温かみを生かした空間、人柄がにじみ出ているような嶋代表の優しい笑顔に惹かれ、アインビルドで新築したいと思いました」。

横に長く高さのある塗り壁と木板張りの外観が、重厚な雰囲気を漂わせるOさん宅

玄関ポーチの延長に濡れ縁風のウッドデッキを設えた。「今後、外構やカーポート、庭を整備し、子どもと一緒に庭のある暮らしを楽しみたいと思っています」と奥さん

玄関土間続きにはシューズクロークを造作し、2WAY動線を採用

玄関ホールからつながる寝室にも床暖房を採用。オープンクローゼットも備える
家づくりにあたり、奥さんは家族の一体感を大切にした平屋を希望していました。春から秋までは奥さんも畑で作業をしているため、家事効率の良さも追求したいと考えていたといいます。「アインビルドならではのデザイン性と使い勝手の良さを両立させた造作を、できる限りプランづくりに生かしたいと思っていました」。ご夫妻の思いに応えるように、嶋代表はナラの突板を用いたアイランドキッチンや水まわり、ハイドア建具などの造作を提案しました。

玄関ホールの壁には、漆喰壁に美しい陰影を描く壁付け照明を設置。リビングの薪ストーブの熱が玄関ホールにも伝わるよう、漆喰壁の上部にはスリットを入れ、ルーバーの間仕切りを採用した

ピットリビングには、奥さんが主暖房にしたいと希望したヨツールの薪ストーブ「LEDA(レダ)」を設置。家族が集うリビング空間を薪火の炎が優しく暖める

床高を30㎝下げたピットリビングは、段差を利用して大人数で腰かけることもでき、小さな子どものお昼寝にも便利

LDKには、ワイドスパンのスライディングサッシを採用。トリプルガラスを用い、断熱等級6をクリアした住宅性能との相乗効果で、心地よい温熱環境をキープできる。「ピットリビングは子どもと遊ぶのにもちょうどよく、足元が暖かで気に入っています」とOさん
2025年12月、ご夫妻とOさんのご家族に見守られながら進んでいた新築工事が完了しました。約42坪の横長な平屋の中心は、主暖房の薪ストーブを設置したピットリビング。「天井が高く感じられ、とても居心地がいいんです。完成を楽しみにしていた祖母も『人が集まりやすい家だね』と言ってくれました」と、Oさんは嬉しそうに話します。

パイン無垢材とナラが優しいハーモニーを奏でるダイニング・キッチン。空間のポイントにと嶋代表の提案でルイス・ポールセンのPHランプをダイニングに、モザーをリビングに採用した

ナラの突板を用いて造作したアイランド型キッチンには、ミーレの大型食洗機も採用。背面には容量たっぷりの収納も造作した。ロールカーテン奥はパントリー

キッチン真横に奥さんが要望していたパントリーを設置。冷蔵庫から、ストック食材、畑の収穫物まで収まる懐深さが片付けのしやすいキッチンを実現
造作を用いて仕上げた洗濯・脱衣室やキッチン、パントリー、充実の収納計画など家事のしやすさもとことん追求。「中でも、造作棚を取り付けた洗濯・脱衣室は手間なくすっきりとした空間が保てるので、洗濯家事のさまざまなストレスがなくなりました」。

造作仕様の独立型洗面台奥は洗濯脱衣室。カウンター収納を造作し、衣類乾燥機も洗濯物を出し入れしやすい高さにこだわった

住まいの北側に作業着のまま出入りできる農家玄関を設けた。汚れた作業着を脱いですぐに洗える洗濯機を設置し、水まわりとも最短の動線で結んでいる
リビング・ダイニング全体を見渡せるキッチンの背面には、子ども部屋をレイアウト。「住まいの隅々まで声がよく通るので、家事をしていても子どもが近くにいる感じがします。細かな部分はお任せだったのに、理想どおりの住まいができました」と、奥さんも満足そうに話してくれました。
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